鈍く輝く金色に描かれた妖しいドローイングが印象深いジャケット。
71年にアメリカ、コロラド州にて当時先進的だったヒッピーの若者たちが一人の青年を中心に作り上げた一枚のレコード、
「The
Wind In The Spumoni
Trees」
メルヘンチックともとれるタイトルのそのアルバムは、とてもピースフルな空気とともに、
童話の多くが穏やかさと表裏一体として持つような、妖しさも孕ませ、
そして、DonovanやJoni
Mitchellからの影響も受けつつも、
とてもオリジナリティを持った独特のヒッピーフォークの名盤となっております。
心が自由であること、その深遠を歌ったかのように妖しい陰影持って響く「Take
Me
Away」
朗々と歌い上げるラブソング「Sailing」
静と動の圧倒的なエモーショナルで聴かせるマスターピースソング「May」
澄み切った空気が心に刺さる別れの歌「I
Must
Try」
そして、今の時代にこそ強く響く、とっても大切なことを思い出させてくれる歌詞、
涙腺を刺激する心のこもった演奏でピースフルにアルバムを締めくくる
「Come
On
Down」
等、シンプルながらもバリエーションの豊富さと統一感も兼ね備えた名曲多数、
70年代フォークの超名盤となっております。
当時のLPには収録されなかったボーナストラック4曲収録!
特色紙ジャケ、本人解説文を含む歌詞カード、帯付き。
※マスター音源に起因するノイズ、音声の乱れが一部ありますことをあらかじめご了承ください。