星野博志さんと川口正浩さんにより、1972年8月に録音され、
1973年に自主制作で50枚のみリリースされたレコード「しんてん」。
星野さんによる、少しとぼけてて、でもときに辛辣な飄々とした歌詞。
川口さんによるシンプルながらも味わい深い楽曲。
二人の心地よいボーカルワークと、アコギを中心にしつつ最低限に絞られたアレンジ。
全てが絶妙なバランスによって成り立っている、
70年代日本のフォーク作品群の中でもひときわ素晴らしいレコードです。
2010年、37年間のときを経て、Branco Label
よりボーナストラック付でCD再発されました。
この音、そしてこの歌詞は現代にこそ聴かれるべき内容だと確信しております。
※マスターテープに起因するノイズが一部ありますことをあらかじめご了承ください。