70年代初頭に自作曲を宅録されていたシンガーソングライターの河名伸江さん。
その音源をまとめて75年に自主制作されていたアルバム「のぶえの海」の再発CDです。
70年代初頭の女性SSWといえば、荒井由実、「み空」の金延幸子、「輝く明日はない」の杏、などが人気ですが、
それらにも劣らない独自の世界を築き上げております。
主に海を題材にした可愛らしい比喩表現の恋の歌から、簡単な解釈を許さない哲学ともいえる歌詞の曲まで、
どれもシンプルながらも完成度が高く、胸に迫ります。
フィメールフォークファン、喫茶ロックファンをはじめ、多くの方に気に入っていただける名盤です。
2013年、38年間のときを経て、Branco Label
よりボーナストラック付でCD再発されました。
埋もれたままにするにはあまりにも惜しい、この素晴らしい歌は、現代にも聴かれるべき内容だと確信しております。
見開き紙ジャケ、フルカラー歌詞カード付き。
※マスターテープに起因するノイズが一部ありますことをあらかじめご了承ください。